2016年2月12日金曜日

【コラム】はけと武蔵野公園の野鳥(1)

先日、勉強会の講師を務めていただいた鈴木浩克さんは野鳥観察と撮影がライフワーク。プロ並みの腕前は野鳥図鑑にその写真が採用されるほどです。
野川も毎週のように歩かれて、野鳥の観察と記録を続けておられます。単なる被写体として見るのではなく、いつも鳥たちの生態、環境に気を配る鈴木さん。
鈴木さんが道路計画予定地周辺で撮った野鳥の写真をご紹介していきます。




















2015年初冬、遊水池の新しい田んぼ予定地にタシギがやってきました。
タシギ(田鴫)は名前の通り、田んぼ周辺を好む鳥。
長いくちばしを田んぼや畦に差し込んで地中にいる虫を食べます。
都内で珍しいタシギがいるのは、はけ(国分寺崖線)がもたらす水と緑、そして耕作という人の営みが里山環境を作り出しているからです。
(写真と文・鈴木浩克)

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